OS環境を準備します。Samba4の解説がメインですので、OSインストール方法の詳細は述べません。今回は、Ubuntu12.10とCentOS6で環境を構築します。CentOSでは、細かいバージョン(CentOS6.x等)は意識しません。
ubuntu12.10のインストールを行います。
Ubuntu12.10 Server amd-64のインストールCDを準備します。 公式サイトよりダウンロードしてください。 こちら のページの 「Get Ubuntu 12.10」 からダウンロード可能です。
理研のダイレクトリンクは、 こちら です。
最小構成でインストールします。ネットワーク設定などは、後で修正しますのでこの時点は任意で構いません。リモートからログインして設定すると思いますので、sshサーバのみインストールします。
ソフトウェアの選択では、OpenSSH Serverのみ選択。
CentOS6のインストールを行います。
CentOS6 x86_64のインストールCDを準備します。今回はネットワークインストールを行うので、ネットワークインストール用のCDをダウンロードします。
理研のダイレクトリンクは、 こちら です。
ubuntu同様最小構成でインストールします。ネットワーク設定などは、後で修正しますのでこの時点は任意で構いません。リモートからログインして設定すると思いますので、sshサーバのみインストールします。
インストールURL指定は以下
http://ftp.riken.jp/Linux/centos/6/os/x86_64/
インストールは、最小構成 Minimal を選びます。
ノート
CentOSの場合は、最小構成でもsshサーバはインストールされます。
インストール後SELINUXは無効にします。
# sed -i 's/SELINUX=enforcing/SELINUX=disabled/' /etc/sysconfig/selinux
# sed -i 's/SELINUX=enforcing/SELINUX=disabled/' /etc/selinux/config
ノート
上記設定は、再起動後に有効になります。検証環境ですので、セキュリティより利便性をとります。
ノート
以前は、/etc/sysconfig/selinuxが設定ファイルだったはずですが、なぜか、/etc/selinux/configが設定ファイルになったようです。念の為両方修正してます。
インストール後iptablesは無効にします。
# chkconfig iptables off
ノート
上記設定は、再起動後に有効になります。検証環境ですので、セキュリティより利便性をとります。